CORE TECHNOLOGIES
当社の研究開発技術:「再生医療技術」×「体質改善」

CORE TECHNOLOGIES
当社の研究開発技術:「再生医療技術」×「体質改善」


Basic Concept

基本コンセプト


実用性・実効性を重視

◆ 再生医療の現状の課題

再生医療は、今後大きな発展が期待される分野ですが、低い効果や安全性の問題等により、実用化に時間がかかっています。
現状では、治療コストも極めて高額なものとなっています。

再生医療の実用化へ向けての課題

課題1:
癌化の克服・安全性

iPS細胞においては癌化を
抑えることが極めて難しい

iPS細胞においては癌化を抑えることが極めて難しい

細胞の変化

体性幹細胞導入は
事故が起こっている

課題2:
効果不十分

期待する程の効果が
得られない

悩む人

課題3:
少ない症例

例えば心疾患の臨床研究は
10年近く行っているが
症例は数十

例えば心疾患の臨床研究は10年近く行っているが
症例は数十

手術中

課題4:
高額な治療費

現状では
400万~数千万

病院

◆ 当社技術における対処

当社は、一般的に多く研究されている“幹細胞を導入すれば、 器官が再生される”という一般的な再生医療の目指す姿は現実 との乖離が大きく限界があり、むしろ、”幹細胞が自己増殖す る環境も併せて作る”とこそ、これまでの再生医療の課題を解 決する技術であると早くから見極め、これまで研究を進めてきました。

細胞が自己増殖する環境

技術について

体内に残っている幹細胞が分化(対称分裂・非対象分裂)

再生医療の実用化へ向けての課題への対処

課題1:
癌化の克服・安全性

下矢印

リスクのある幹細 胞自体の導入は行 わない

課題2:
効果不十分

下矢印

発毛・美顔では効
果を検証済

発毛・美顔では効果を検証済

課題3:
少ない症例

下矢印

発毛・美顔から研究 することで症例数を 増やすことができる

課題4:
高額な治療費

下矢印

iPS細胞や幹細胞の
1/10~1/100レベル

① 再生医療由来の技術「特殊ヒト幹細胞培養上清液」

幹細胞培養上清液とは、細胞の分裂過程で放出されるサイトカイン等の集合 体であり、EGF等の単成分サイトカインとは異なり集合体で機能すると考えら れている細胞増殖因子です。

一口に幹細胞培養上清液と言っても、その製造条件等により大きく特性が異 なるため、目的に沿った特殊な製造条件を開発する必要があります。当社は、 これまで発毛や美顔といった目的に沿って、この研究を行ってきました。これが当社の企業ノウハウの一つです。

培養液 顕微鏡

最低限まともな「幹細胞培養上清液」の見分け方

<保存方法>

現在、「ヒト幹細胞培養液」等のキャッチフレーズで培養上清液が、化粧品 などに"流行りもの"使われています。
しかし、培養上清液の主成分であるサイトカインは、油分、カルキ、防腐剤 等との混合や、常温保存では失活(細胞活性力を失うこと)をします。従って、 保存には、油分、カルキ、防腐剤等がない状態での凍結や凍結乾燥という処 理が必要です。つまり、ほとんどの化粧品の培養上清液は、"イメージ商品" なのです。

だめな例 いい例

<活性力>

培養上清液もその製造技術により、効果は様々です。例えば、当社開発品と某 社品の比較試験結果が下図のものです。しかし、現実は下図の某社品レベルのものが氾濫しているのが実態です。

細胞活性力グラフ

② 細胞を自己増殖させる体質への改善

培養施設で高い細胞活性を得るには、培地(栄養成分等)や温度、湿度等 々、適切な環境条件が必要になります。当然ながら、人の体内でも同様 のことが考えられます。弱った不健全な体に幹細胞や幹細胞増殖因子を 導入しても、期待される効果が得られないのは、当然かもしれません。

当社の技術では、細胞を自己増殖させる体質への改善のため、「特殊 ヒト幹細胞培養上清液」にあわせた食事や運動といった生活習慣改善を 設計しています。

この設計は複雑なものになりますが、これを品質のばらつく俗人的な能 力に頼らず、安定して適切に設計するために専用のITシステムも導入し、 またこの特許を取得しています。

頭皮 ヨガ

Clinical Data

臨床研究データ


当社は、症例の確保がしやすい発毛・美顔を、最初の研究対象として研究を進めてきました。
臨床研究結果でも、①再生医療由来の技術「特殊ヒト幹細胞培養上清液」と②細胞を自己増殖 させる体質への改善の相乗効果が、再生医療の実用化の本命になりうる技術であることが分かります。

発毛

研究結果

開始前

治療前の男性

半年後

半年後の男性

1年後

1年後の男性

開始前

治療前の女性

半年後

半年後の女性

1年後

1年後の女性

美顔

研究結果

開始前

治療前の女性

3か月後

半年後の女性

開始前

治療前の女性

3か月後

半年後の女性

参考:他の再生医療による発毛研究

再生医療による発毛の研究は、複数の企業や研究機関が進めていますが、実用化にはまだ長い時間がかかると見込まれます。

実際に発毛再生医療への関与が長い当社の研究者の見解としても、複雑な発毛メカニズムに対して、幹細胞投与だけによる治療で発毛させることは極めて難しいものと考えています。(当社の発毛技術は、”幹細胞投与だけによる治療“ではありません)

主な再生機関

よくある質問

◆ 最初の研究対象が疾患ではなく、発毛・美顔である理由

一般的に、再生医療分野での研究対象となる疾患は、症例数を多く確保することが困難です。 例えば心臓系疾患に関しては、年平均で1~2症例しか確保できないといった状況です。 一方で、発毛・美顔といったものは、症例の確保がしやすいため、非常に早く研究が進むと いうメリットがあります。発毛・美顔を最初の対象としたことで、未知な点が多く、多岐に わたって検証すべき本技術の研究が早く進みました。

◆ 対外的な研究成果等の情報が少ない理由

当社の技術は、複数成分間や生活習慣改善間の相乗効果(相互作用)に関するものです。

日本の医学はその歴史的や制度的な理由により、単一成分による薬理効果の研究が支配的で、 多種類成分間等との相互作用の検証が進んでいるとは言えません。実際に、「単一成分の効果 検証でないと医学とは言えない」と、患者メリットの観点を置き去りに、これら研究を否定す る有識者や研究者も、少なくありません。このような状況下では、当社の技術の対外広報が行 いにくいという事実があります。

しかしながら、多剤併用による副作用等の有害事象が社会問題化したり、上記の培養上清液が 再生医療の中で注目されつつあるなど、風向きは変わりつつあります。 近い将来、このよう にな複数成分間や生活習慣改善との相乗効果の研究に対しての社会環境が変化していけば、 当社も対外的な研究成果発表を積極的にしていきたく思います。

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